ブランド 価値の創造

石井淳蔵が書いた本。ブランドが創造する価値について様々な切り口から論じられている。今日、私たちが無意識に選んでいるブランド(たとえば「無印良品」や「ベンツ」など)を徹底的に解明し、消費者に選ばれる理由を説明していく。グリコの「ポッキー」の例から始まり、多岐にわたる企業のブランドをカテゴリに分けて論じていく。初めは実体の符号としての言語だった名前をブランドとして確立していく。その奇跡の道のりを「P&G」「コカコーラ」「イッセイ・ミヤケ」等を例にとって、見事に論じていく。

1999年9月20日発行