2016-01-01から1年間の記事一覧

記号論への招待

池上嘉彦が書いた本。記号論への招待を、本の名の通りしてくれる。論理的に記号に関する事柄を説明していく。ここでいう「記号」とは言語、文化、性別、赤い丸型のプラスチック板、にいたるまで、コミュニケーションに関わるすべてのものを指すとし、その際…

財務3表一体理解法

國貞克則が書いた本。会計の仕組みについて書かれた本。初心者が手にとってもわかりやすく、すべてを仕組み化して説明してくれる。会計の知識がない人のために財務3表の詳しい説明から入り(とてもわかりやすい)、理解が深まったあとかかってくるお金を実際…

ブランド 価値の創造

石井淳蔵が書いた本。ブランドが創造する価値について様々な切り口から論じられている。今日、私たちが無意識に選んでいるブランド(たとえば「無印良品」や「ベンツ」など)を徹底的に解明し、消費者に選ばれる理由を説明していく。グリコの「ポッキー」の例…

家族という病

下重暁子が書いた本。家族ほどしんどいものはない、というキャッチコピーで売り出された、ほんとうの家族について書かれた2015年のベストセラー。 家族とは何なのかという問いから始まり、身近な存在だからこそ見落としがちなこの答えを家族という単位ではな…

新しい国へ

安倍晋三が書いた本。首相としての視点と、ひとりの日本人としての思いが、それぞれにつづられたこれからの日本の社会が書かれた254ページにおよぶ良質な本。 主に安全保障条約やアメリカと日本の関係、拉致問題、高齢化、について書かれている。 安全保障条…