記号論への招待

池上嘉彦が書いた本。記号論への招待を、本の名の通りしてくれる。論理的に記号に関する事柄を説明していく。ここでいう「記号」とは言語、文化、性別、赤い丸型のプラスチック板、にいたるまで、コミュニケーションに関わるすべてのものを指すとし、その際に、記号を介して、「コード」と「コンテクスト」を用い、我々はコミュニケーションを行っていると述べている。

記号の順番に関する「統辞論」、「機械的な伝達」や「人間的な伝達」、「受信者」と「発信者」。

組み合わせや主体性を絡ませて、深い論理展開を繰り広げていく。